個人的思い出2

 中学生の時、親が観ていた必殺シリーズを一緒に観ていた時があったが、浮世絵を火に炙ったら殺す相手の姿が赤く浮き上がるシーンは強烈に印象に残っていた(主人公たちが殺し旅をしていることも覚えていた)。

 

中学3年生の時、「翔べ!必殺うらごろし」が始まった。商売人もからくり人富嶽百景殺し旅も観ていなかったが、第1回の新聞のテレビ欄に、オカルト色を取り入れていると載っていたのでオカルト好きだったので観てみた。けっこう面白かったので毎回観ていたが、途中、ラストシーンの映像の使い回しが目立つようになった頃から手抜きを感じるようになったので観るのをやめた。

後半の頃は観ていなかったし、うら殺しの後番組の「必殺仕事人」はタイトルも知らなかった筈。

個人的思い出1 

小学生の頃、父親が時代劇をよくみていた。家にテレビは1台しかなかったのでいくつかの作品は自分も目にしていたが、必殺シリーズも何作品かは目にした記憶がある。

必殺仕掛人、必殺仕置人のタイトルは有名で名前は聞いたことがあったし、藤田まことが中村主水という名のキャラクターを演じていて、菅井きんと白木万理演じる姑と嫁に婿いびりされているということは知っていた。主水の昼行燈という設定を認識していたかは、今となっては覚えていない。緒方拳と山崎努は存在自体知らなかったし、藤枝梅安、念仏の鉄というキャラクターのことも知らなかった。

必殺シリーズの主人公たちが殺し屋であるということも知らなかったし、よくある勧善懲悪時代劇と同じ正義の味方たちの物語だと思っていた。

 

小学生時代の必殺シリーズに関する記憶で一番印象に残っているのは、最終回、中村主水が仲間を逃がすためにわざとヘマをやり降格したことだった。ラストシーン、主水が渋い顔をしながら窯焚きをして筒に息を吹きこんでる姿が頭に焼き付いていた(実際にはそんなシーンはない。ずっと必殺仕置人の最終回だと思い込んでいたが、仕置屋稼業最終回の破いた辞令?を火に焚べているシーンを脳内変換していたらしい)。

2026年4月16日の文章の続き

一昨日UPした文章で、wikipediaの必殺仕置屋稼業に記載されていた脚本家が一部間違っていた件を書いた。

これに関して思いあたることがある。

00年代だったと思うが、ネットで必殺シリーズのことをあれこれ検索した時、あるサイトをみた。そのサイトでは各話の脚本家と監督のリストが載っていたが、いくつか間違った表記があった。

そのサイトでは仕置屋稼業の脚本家の記載にも間違いがあり、2話・罠が見えた、17話・裏芸が見えたの脚本家がともに田上雄とは別人になっていた。

15年位前にwikipediaの記載ミスに気付いた時には、自分が見たサイトの管理人本人が間違ったwikipediaの記述をしたか、あるいはwikipediaの間違った記述は、自分がみたサイトを参考にして記述したんだろうなと思ったもんだった。

その時みたサイトは、サイト名もURLもメモしていなかったので、今現在も公開されているのかは知らない。

昔のブログ記事の転載

2011年3月14日に公開した文章の転載です。

現在は、wikipediaの第2話「一筆啓上罠が見えた」の脚本は田上雄に訂正されています。ただ、第17話「一筆啓上裏芸が見えた」の脚本も田上雄のはずなのに保利吉紀になっています。

 

wikipediaで「必殺仕置屋稼業/一筆啓上罠が見えた」の脚本が中村勝行となっている件について

必殺仕置屋稼業・第4話「一筆啓上仕掛が見えた」で印玄に殺された火消し役の人は、漫才師の西川のりおになんとなく似ている。
火消し役の俳優・横沢祐一という人のことをネットで調べたら、wikipediaの必殺仕置屋稼業の記事にたどりついた。


そこに作品リストも掲載されていて、第2話「一筆啓上罠が見えた」の脚本家が中村勝行となっていた。
脚注には「一部資料での「田上雄」という情報は誤り」と記述されていた。初耳。


「一筆啓上罠が見えた」の脚本が田上雄であることは、一部の資料に載っていただけではなく、再放送時の映像にも、LD-BOXの映像にも、DVD-BOXの映像にも記載されていた。


実際の脚本は中村勝行が執筆していて、名目上は田上雄脚本となっていたということなのだろうか?
中村勝行が脚本であるという出典はどこにあるのだろうか?
松竹の公式見解はどうなっているのだろう。
wikipediaの記述がガセネタ?

 

「一筆啓上罠が見えた」は、必殺仕業人・第2話「あんたこの仕業どう思う」と対になっているし、田上雄脚本の第10話「一筆啓上姦計が見えた」、第17話「一筆啓上裏芸が見えた」と同系統の作品だから、内容は田上雄が書いたものとしか思えないが......。
う〜ん?


という文章を書いたあと、もう1度wikipediaの必殺仕置屋稼業の作品リストを確認してみたら......。
第17話「一筆啓上裏芸が見えた」の脚本が保利吉紀となっていた(17話の脚本は田上雄のはず。保利吉紀は16話「一筆啓上無法が見えた」その他の脚本家)。


「一筆啓上罠が見えた」の脚本が中村勝行というのは、やっぱりガセか?
去年発売された必殺DVDマガジン・市松の巻には、「一筆啓上罠が見えた」が収録されていたそうだが、そこでの脚本家の記載はどうなっていたのだろうか?


[追記]2011年3月16日
本屋で「必殺DVDマガジン・市松の巻」をみたが、解説本には「一筆啓上罠が見えた」の脚本は田上雄と記載されていた。


新必殺仕事人 第37話「主水娘と同居する」棚橋久美

・15年以上前ブログに公開した文章の転載

(2010年6月21日に公開した文章)

 

「1年B組新八先生」に出演していた棚橋久美のことを検索して調べていたら、新必殺仕事人にゲスト出演していたことがわかったので、該当する作品をレンタルDVDで借りて観た。
新必殺仕事人はリアルタイムで一通り観ていたが、まったく記憶になかった。観たけど忘れていたのか、それとも観ていなかったのか。
放送日時は、1982(昭和57)年2月19日とある。この頃は丁度受験と重なっていたから、もしかしたら観ていなかったかもしれない。
まあ、観ていたとしても、自分は初期必殺シリーズの「ピカレスクロマンのテーマ」「フィクション・ハードボイルド色のつよいストーリー」が好きで、後期シリーズは話がワンパターン化してつまらないなあと思いながら惰性でみていたので、観ていたのに内容を覚えていない、という可能性も充分にある。
また、当時この作品を観ていたとしても、ゲスト出演していた女の子が新八先生に出ていた棚橋久美だと気付かなかった可能性も充分にある。
学園物の制服姿と時代劇の着物では雰囲気が全然ちがうし、髪の毛がかつらのため一層面影がなくなっている。
ただ、アップになった時のたれ気味の眼は、新八先生に出ていた時の姿を思い出させた。
あと、広末涼子に雰囲気が似ているなあと感じた(自分は特に広末涼子のファンではないけど)。
広末涼子といえば、14年位前になるが、緒川たまきとそっくりだと思ったのは自分だけだろうか。雑誌の表紙を飾った姿をみて、どっちだかわからなかった時があった。緒川たまきはファンだったから、ああいう系統の顔自体は好きなのかもしれない。

棚橋久美の話に戻ると、声が想像していたものと全然ちがっていた。
新八先生時代も、話し声を聞いた回はそんなになかったから、実はどんな声だったかは覚えていなかったことに気付いた。

新八先生はソフト化されていないみたいだから、新仕事人のDVDは、棚橋久美ファンにとっては今でも姿を目にすることのできる貴重な映像だろう。

 

新必殺仕事人 VOL.10 [DVD]

新必殺仕事人 VOL.10 [DVD]

 
新 必殺仕事人 中巻 [DVD]

新 必殺仕事人 中巻 [DVD]

 

こんなにある「必殺仕置屋稼業」CD未収録BGM集

15年ちかく前ブログに公開した必殺シリーズ関連の文章の転載

(2011年6月8日に公開した文章)

 

レコード化もCD化もされていないBGMのうち、印象に残っているものをいくつかリストにしてみた。

 

<軽快な曲>
1・Eギターメイン:ロックアレンジ
  [使用箇所]第7話「一筆啓上邪心がみえた」市松を亀吉・主水が尾行するシーン
 −タイプとしては「オリジナルサウンドトラック全集6 必殺仕置屋稼業/必殺まっしぐら」21曲目"家庭3"と同系統の曲。

 

2・Eギターメイン。E・ベース。ハモンドオルガン:ロックアレンジ 
  [使用箇所]第3話「一筆啓上紐がみえた」逃走した加吉を印玄・市松が追跡するシーン。自分の知る限り、1回しか使用されていないが名曲。

 

3・管楽器メイン:ロックアレンジ
   [使用箇所]第22話「一筆啓上狂言がみえた」印玄と(蟹江敬三)の対決シーン。この曲もここでしか使用されていないと思うが、こちらも名曲。

 

4・Eギターメイン。E・ベース。ホーン等:ロックアレンジ
  [使用箇所]捨三の尾行・密偵シーンで頻出
   第2話「一筆啓上罠がみえた」捨三・大和屋尾行のシーン
   第3話「一筆啓上紐がみえた」捨三・密偵、印玄と会話etc

 

5・管楽器メイン
  [使用箇所]第8話「一筆啓上正体がみえた」銀二を主水・亀吉が追跡するシーン

 

6・管楽器メイン
  [使用箇所]第10話「一筆啓上姦計がみえた」印玄が小太郎に屋根から落とされるシーン
  [使用箇所]第22話「一筆啓上狂言がみえた」捨三が夜道を走るシーン
*4、5、6の曲は「タイムボカン」に似た曲があった。 「必殺仕置屋稼業」のBGMがなぜ「タイムボカン」に?



<スローテンポの曲>
7・尺八メインの純和風曲
  [使用箇所]第2話「一筆啓上罠がみえた」中村家のシーン

 

8・サントラCD・27曲目"純愛"の別バージョン。笛(フルート?)メイン
  [使用箇所]第4話「一筆啓上仕掛がみえた」場所:おこうの髪結い屋 おみつ(竹下景子)との会話のシーン

 

○・おこうのテーマ。シンセ・バージョン
  [使用箇所]おこうの髪結いシーン
 −フルート・バージョンは「オリジナルサウンドトラック全集6 必殺仕置屋稼業/必殺まっしぐら」に収録されている(6曲目"春風")

 

○・おはつのテーマ フルートメイン

○・おはつのテーマ Eギターメイン
 −メインメロディが弦楽器のものは「オリジナルサウンドトラック全集6」に収録されている(17曲目"可憐")。

 

9・サックスメイン。スローテンポの不気味な曲
  [使用箇所]第7話「一筆啓上邪心がみえた」まるこうの女将とおこうの会話。亭主殺しの依頼のシーン

 

10・ビヴラフォン(マリンバシロフォン?)・Eギターメイン。
  イージーリスニング風のリラックスした曲
  [使用箇所]第4話「一筆啓上仕掛がみえた」冒頭の中村家。りつが主水を誘惑のシーン(あか茶キノコ)
  [使用箇所]第17話「一筆啓上裏芸がみえた」中村家のシーンetc
 −名曲中の名曲。せっかくCD化されたのになぜこの曲が収録されていないのか!(レコード会社が入手したマスターテープの中にはいっていなかったのだろうけど。)
 −ただし、インストゥルメンタルとしては名曲だけれど、ドラマの劇伴っぽくはない。

 

<出陣のテーマ>
11・初期の出陣のテーマ。管楽器(トランペット?)
 −これもマスターテープになかったんだろうね。

 

<エンディング使用曲>

12・ストリングス。Eギター:スローテンポ
  [使用箇所]第3話「一筆啓上紐がみえた」殺し後の主水とおこうの会話のシーン
  [使用箇所]第5話「一筆啓上幽鬼がみえた」殺し後の主水と市松の会話のシーン
 −「仕置屋」のエンディングテーマとしては最重要曲。これもマスターテープになかったのだろう。

 

13・Eギターカッティング:ロックアレンジ
  [使用箇所]第7話「一筆啓上邪心がみえた」奉行所−主水と与力村野の会話後。etc
 −「必殺からくり人血風編」のブリッジとして部分的に使用されていた。

 

○「サントラCD」35曲目"崩壊"は、バイオリンメインの曲がCDに収録されていた。CD未収録の尺八バージョンとかもあったはず。



番組制作会社保有のテープを元にした完全版CDの発売も是非実現してほしいが。

 

「必殺仕置稼業」のBGMがなぜ「タイムボカン」に?

・15年以上前ブログに公開した文章の転載

(2010年7月19日に公開した文章)

 

もう10年以上前になると思うが、早朝「タイムボカン」の再放送をやっていた。
何回かみていたが、「必殺仕置屋稼業」のBGMとそっくりな曲が流れてきてビックリした。
タイムボカン」の音楽も平尾昌晃(必殺シリーズの音楽担当)が作曲しているのかと思ったが、「タイムボカン」の音楽は山本正之という人が作っていた。
当初は、山本正之は平尾昌晃の別名なんじゃないかと思ったが、別人だった。
数年前、「タイムボカン」のサウンドトラックが発売されたが、買おう買おうと思いながら今年にはいってしまった。
先月、今日こそは買おうと思って都内のTOWER RECORDを何軒か回ったが品切れだった。ポイントを貯めているので他の系列店にはいかなかった。
Amazonも在庫切れだった。が試聴ができたので聴いてみたら、「仕置屋」と類似したBGMが3種類あった。

 

・1種類目
タイムボカンの曲(TはトラックNo)
T24−遥かな時代 Part1:G-23C
T54−遥かな時代 Part2:G-23D
T69−遥かな時代 Part3:G-23A
T75−メカ戦 Part2:G-23B

「仕置屋」では、ブリッジ曲とでもいうのか短い曲だった。
22話「一筆啓上狂言がみえた」で、後半、捨三(渡辺篤史)が夜の町を走るシーンで使われていたと思う。
他にも使われていたか、「仕置屋」以前のシリーズでも使われていたかは未確認。

[2026年4月16日追記]

・第10話「一筆啓上姦計が見えた」で印玄が小太郎に屋根から突き落とされるシーンでも使用されていた。

 

・2種類目
タイムボカンの曲
T49−E-11
T81−E12

自分が「仕置屋」のBGMと似ていると感じたのがT49の曲だった。
T81の曲は、序盤、T49と同メロディが流れたあと、別のメロディが展開していた。

「仕置屋」では、捨三の密偵・調査シーンに頻出するBGM。
基本のメロディは似ているが(部分的にはちがう個所もある)、アレンジはまったくことなっている。
使用頻度の高い重要BGMなのに、1996年に発売された必殺シリーズサウンドトラックCDには収録されず。
当時、かなり悔しい思いをした。(ただし、このBGMの後半部分は「必殺まっしぐら」のタイトル・サブタイトルに流用され、CDにも収録されている。)
なお、タイムボカンと似た曲は残りの2種類のものもCDには収録されていない。

今回のテーマ、既に誰かが言及しているかと思い検索してみたら、2チャンネルの必殺BGMスレで、2名程言及していた。

[2026年4月16日追記]

・第2話「一筆啓上罠が見えた」で、後半捨三が大和屋を尾行するシーンの使用が印象深い。

・このブログを公開した後、仕置屋の全BGMを調べた。このBGMは好きな曲で印象にも残っていたので使用頻度が高いと思い込んでいたが、実際に使用されたのはそんなに多くなく5回位だったような気がする(手元に資料がないので不確かな記憶だが)。

 

・3種類目
タイムボカンの曲
T87−E-16

「仕置屋」では、第8話「一筆啓上正体がみえた」の序盤、主水(藤田まこと)と亀吉(小松政夫)が銀次を追いかけるシーンで使用されていたはず。

この曲は似ているというレベルではなく、同じ曲といえる(アレンジはちがっていたと思う)。
山本正之が「タイムボカン」以前に作った(松竹か朝日放送制作の)別番組用の曲を、必殺のスタッフが使用した可能性もある。
というか、そう考えないと盗作問題に発展しかねない気もする...。
平尾昌晃と山本正之の間に交流があって曲を譲ったとかなら問題ないんだろうけれども。

 

「必殺仕置屋稼業」 1975年7月4日〜1976年1月9日放送
タイムボカン」 1975年10月4日〜1976年12月25日放送

 

放送開始日は「仕置屋」の方が数カ月はやいが、制作時期はほぼ同じかもしれない。
ここであげた曲の著作権山本正之にあるとすると、「必殺仕置屋稼業」の完全版のサウンドトラックが発売されても、この3曲は収録されない可能性もあるからファンとしては複雑な気分。

タイムボカン オリジナル・サウンドトラック

タイムボカン オリジナル・サウンドトラック