フーリガン化した一部前期ファン

80年代から、当時リアルタイムで放送していた作品(いわゆる後期シリーズと言われていた作品)を罵倒していたファンが、一部かもしれないがいた。 自分からみるとこうしたファンは、バカとしか思えない。 まず、つまらなくなったと思うなら、観るのをやめれば…

必殺シリーズの魅力、人気の要因

必殺シリーズの魅力、人気の要因は3つ考えられる。 1 キャラクター、俳優の魅力 2 殺し技、殺しのシーンの面白さ 3 ドラマ、ストーリーの面白さ 1つ目のキャラクター、俳優の魅力に関しては、初期のシリーズは、アク(個性)の強いキャラクターに惹かれた人が…

テーマとストーリーからみた必殺シリーズの変遷 最後に

○最後に 「翔べ!必殺うらごろし」で必殺の基礎・土台を一度解体し、次作の「必殺仕事人」でシリーズをあらたに生まれ変わらせたというのが、ファンの最大公約数的な見解なのかもしれない。 筆者自身の個人的見解を述べれば、この時点でスタッフたちは2つの…

翔べ!必殺うらごろし

○翔べ!必殺うらごろし(14作目) <シリーズの特徴> 筆者は、このシリーズを全話はみていないので、正確で客観的な分析はできない(DVD-BOXの上巻分と最終回は観ている)。このシリーズの内容に関しては、「必殺!裏稼業の凄い奴ら」(フットワーク…

必殺からくり人・富嶽百景殺し旅

○必殺からくり人・冨嶽百景殺し旅(13作目) ・「新必殺からくり人」の焼き直し <寸評> このシリーズは、出演者の一部をいれかえたのみで、設定もテーマもストーリーも「新必殺からくり人」と同様なスタイルで作られているので、特に言及することはない。…

必殺商売人

○必殺商売人(12作目) ・カタルシスドラマに基づいた作品制作、シリアスドラマ重視のストーリー <テーマの特徴> 「新必殺からくり人」の項で既に述べたように、前作以降スタッフたちは<ピカレスクロマン>のテーマを放棄し、<カタルシス(懲悪)ドラマ…

新必殺からくり人

○新必殺からくり人(11作目) ・ピカレスクロマンの放棄、カタルシスドラマに基づいた作品制作 <テーマの特徴> シリーズ第11弾「新必殺からくり人」は、殺し旅という大胆な設定、錦絵に殺す相手を書き込むという斬新なアイデアを盛り込んでマンネリ化の防…

新必殺仕置人

○新必殺仕置人(10作目) ・ピカレスクロマンとしての最終作、ハードボイルド性の強調 <テーマの特徴> 「必殺仕置屋稼業」以降、主水シリーズは<ピカレスクロマン>重視の作品作りがなされてきたが、シリーズ第10弾「新必殺仕置人」も「プロフェッショナ…

必殺からくり人血風編

○必殺からくり人血風編(9作目) ・シリアスドラマ重視のストーリー <テーマとストーリーの特徴> 前作「必殺からくり人」は<ピカレスクロマン><カタルシス(懲悪)ドラマ>両テーマが2次的なものとなっていたが、シリーズ第9弾の本作「必殺からくり…

必殺からくり人

○必殺からくり人(8作目) ・独創的な制作姿勢、テーマの2次化現象 <テーマの特徴> シリーズ第8弾となった本シリーズ「必殺からくり人」は、設定・キャラクターともにそれまでの基本フォーマットに拘束されない自由で独創的な制作姿勢で作られているが…

必殺仕業人

○必殺仕業人(7作目) ・テーマとストーリーのねじれ現象、ピカレスクロマン・シリアスドラマ重視の制作姿勢 <テーマの特徴> -テーマとキャラクターの関係 中村主水の続投となった本シリーズ「必殺仕業人」も、前作同様「プロフェッショナル型ピカレスク…

必殺仕置屋稼業

○必殺仕置屋稼業(6作目) ・ピカレスクロマンの全面的追求、フィクション重視のストーリー <テーマの特徴> シリーズ第2弾の「必殺仕置人」では、「頼み人の晴らせぬ恨みを晴らす」「法の網をくぐってはびこる悪を裁く」といった<カタルシス(懲悪)ド…

必殺必中仕事屋稼業

○必殺必中仕事屋稼業(5作目) ・ピカレスクロマンの復権、仕掛人を継承したテーマとストーリー <テーマの特徴> 「助け人走る」、「暗闇仕留人」と2作続けて<ピカレスクロマン>のテーマを薄めた作品が制作されたが、このシリーズから再びピカレスクロ…

助け人走る・暗闇仕留人

○助け人走る(3作目) ・ピカレスクロマンの隠蔽、仕掛人型のストーリーに仕置人型の要素をミックス <テーマの特徴> シリーズ第3弾「助け人走る」は、設定・キャラクター・ストーリー等「必殺仕掛人」の延長線上で製作されているが、テーマには若干の変…

必殺仕置人

○必殺仕置人(2作目) ・2つのテーマの融合、シリアスドラマ重視のストーリー <テーマの特徴> シリーズ第2弾、原作なしのオリジナル作品としては第1作にあたる「必殺仕置人」も、<ピカレスクロマン><カタルシス(懲悪)ドラマ>の2つのテーマから…

必殺仕掛人

○必殺仕掛人(1作目) ・両テーマ並立、フィクション・ハードボイルド重視のストーリー <テーマの特徴> 必殺シリーズの2つのテーマは、シリーズ1作目「必殺仕掛人」において明確に提示されていた。オープニングナレーション中の、「晴らせぬ恨みを晴ら…

テーマとストーリーからみた必殺シリーズの変遷

○2つのテーマ・3つのストーリー要素 初期必殺シリーズは、2つのテーマ、3つのストーリー要素から成り立っている。 1つ目のテーマは<ピカレスクロマン>。これは「お金を貰って人様のお命を頂戴する裏稼業の人間たちの姿を描く」というテーマである。 …

必殺シリーズの作品分類

必殺シリーズは、一般的には主水シリーズと非主水シリーズとに分類されている。だが、この分類は内容における分類ではない。 必殺シリーズを内容によって分類すると、「必殺仕掛人」の系譜を継ぐ作品、「必殺仕置人」の系譜を継ぐ作品、どちらにもあてはまら…

必殺シリーズの時代区分

○初期・中期・後期の区分 必殺シリーズをどのように時代区分するかは、何を基準にするかによっていくつかのタイプに分けられる。ここで提示するのは筆者の個人的な価値観に基づくものにすぎず、すべてのファンにここでの時代区分案を強制するつもりはないこ…